2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

部屋の広さと狭さ

地元は観光地なので、偉人の旧宅やアトリエの再現みたいな場所がちょこちょこある。そういう場所にいくと、なんだろう、あれ?思ったよりせまいな、という感覚が生まれてくる。旧宅や、アトリエって、基本的には何も置いていない。何も置いていないってこと…

時代考証

時代考証って難しいんだなあ。先日、仕事で金網職人さんとお話することがあって、その職人さんが時代考証について触れられていた。そこで話されていたのは、さいきん人気のある大河ドラマに一瞬だけ映った金網(魚を焼いたりするやつ)が現代風で、当時使わ…

帰省中のじぶんって

お盆なので帰省している方もいらっしゃるかと思います。実家から遠く離れて住んでいると、じぶんの地元で使っていることばとは違うことばを使って、ふだん生活をしているのではないでしょうか。たぶん分かってもらえると思うのですが、地元のことばを使って…

台所に立つ

ひさしぶりに祖母の家にいった。祖母はとにかくよくしゃべる人で、ひとつ質問をなげると、いくつもいくつも答えがかえってきて、たのしい(ときおりしんどい)。祖母は大正、昭和、平成と3つの時代をくぐりぬけてきた人だ。知識欲もかなり高く、人付き合い…

炊きたてのご飯の湯気

父が亡くなってずいぶん経つ。お盆に実家へかえったら、まず父へあいさつするのが恒例となった。父に線香をあげて、お土産を仏壇にお供えする。そういうことが当たり前にささっとできるようになった。 人が死ぬってどういうことなんだろう。ぼくは父が亡くな…

壊れると うれしい

コップが割れていた。 気がつかないうちに、お気にいりのコップがひっそりと割れていた。無印で買ったボデガというコップで、サイズもとっても使いやすくって、ずどんとしたすがたが可愛らしい。ほかのコップがあってもついついボデガに手がのびていた。そん…

音楽を町へ持ち出すということ

えいやっと、CCCDをかった。 若いひとの中にはCCCDって何?ってひともいるかもしれない。コピーコントロールCDといって、かんたんに言ってしまえばコピーできないようにしてあるCDのことだ。 一昔前、CDがだんだんと売れなくなっていったことを危惧し…